北村謙三 試みの水平線




  『試みの水平線』とは、かつて某雑誌上の人生相談で「小僧ども!」とか「ソープに行け!」とか言っていたハードボイルド作家とは関係ない北村謙三先生が読者の相談に答えるコーナーです。北村謙三先生への相談・応援のメールは下のフォームからどんどん送信してください。

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『試みの水平線』とは   北村謙三

 

  おい、小僧ども! たった一つだけ、この俺になくてお前ら小僧どもが持っているものって、何だかわかるか? それはな、若さだ。俺ほどの男であっても、「若さ」というものはもうどうやっても手に入らないものなのだ。「若さ」とは、無知の裏返しでもある。馬鹿らしいし、恥ずかしい事だ。しかし無知で馬鹿ゆえに、ひたむきに、ただやみくもに、進み続けることができるのだ。

  少し抽象的な話をしよう。人生には様々な困難が待ち受けている。生きるということは本来、いわば荒海に船を乗り出すようなものである。沖合に出てみるともう水平線しか見えない。漕げども漕げども見えるのは水平線である。そうだとすると、水平線に向かって漕ぎ出すことは無意味なことなのだろうか。いや、そうではない。見える景色は同じように見えるかもしれないが、確実にどこかに進んでいる。水平線に向かってただひたすら漕いで漕いで漕ぎ続けることに意味があるのであり、どこに行き着くかなんて、漕ぎ続けた結果にすぎない。ただひたすら漕ぎ続けることこそが「若さ」の特権なのだ!

  小僧どもには少し難しかったかも知れんので、具体的な話に戻そう。若者は精力が有り余っているから、オナニーをしていてコイてもコイてもまだまだイケるのであり、それこそ「若さ」の特権だということだ。わかったか、小僧ども!

 


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[相談者1] T・Wさん (男性・34歳)

北村謙三先生、はじめまして。
どうか私の悩みを聞いてください。
私は社会人になってから先輩に風俗に連れて行かれて以来
病み付きになってしまい、結婚後も風俗遊びがやめられません。
今でも妻に内緒で月に最低でも一度はソープに行っています。
妻は今のところまだ私の風俗通いに気付いてないと思いますが、
もしバレたら即刻離婚だと思います。
長女が生まれた後、父親としてしっかりせねばと思い、
ソープに行くのをやめていた時期もありましたが、
結局は我慢ができませんでした。
私は妻も二人の娘も愛していますし、今の生活を失いたくないのですが、
それでも風俗通いもどうしてもやめられないのです。


-- 大事なものを見失うな! --

お前はとんでもない馬鹿者だ!

男たるもの、家庭を背負った以上は、身を粉にして仕事に励み、
妻や子供に食わせなければならない。
仕事をこなすために、付き合いも大事にせねばならんだろうし、
時には仕事や家庭を忘れて羽目を外して英気を養う事も必要だろう。

しかし、だ。
俺はお前の女々しい文章を読んでいてむかっ腹が立って仕方がない。
どれだけ羽目を外そうが、風俗に行こうが、それはお前の勝手だが、
それに伴う危険や責任を放擲し、ぬるま湯に浸かったまま
ウダウダ悩んでいるお前の背中をお前のガキが見て育つのだぞ!
どっちも捨てられないとか子供のような事を言ってないで、
何が最も大事なものか、よく考えやがれ!
それは、お前がよこした手紙の中に半分ぐらい答えが書いてあるし、
お前自身も判ってることじゃないのか?

そう、人間にとって一番大事なもの、
それは金だ。
離婚されても、会社を辞めさせられても、
困ったときに最も頼りになるものは金に決まってるじゃないか!
だとすると、風俗なんかに大切な金を使うんじゃねえ!

もう一度言うぞ、この世で最も大切なのは風俗女でも妻でもない、
金だ、カネ!
この事をよく肝に銘じやがれ!

 

[相談者2] A・Sさん (男性・19歳)

北村先生、俺は正直言って悩んでるんだ!
俺にも責任があるって言われたらそれでおしまいなんだけど、
先月リエが、生理が来ないって言うんだ。
俺だってまだ学生だし、やりたいこともいっぱいあるし、
まだまだ遊びたい年頃ってやつだろ?
だから俺としては産んで欲しくないのに、
リエはデキてたら絶対産むって言うんだ。
そういうことでゴタゴタしてるうちにリエのイヤなところを見て
リエへの気持ちもなんだか冷めてしまったし、
もうどうしたらいいのかわからないんだ!



-- 男としての自覚を持て! --

お前は大人に対する口の利き方も知らんのか!
まあ、今はそんなことはどうでもいい。
お前にはもっと大切なものが足りないようだ。

若いうちにセックスをして、女を知り、男を磨くのは結構な事だ。
女どもとのセックスを通してバカみたいにいろいろ悩み、
そこで世の中というものを知り、おのれを成長させるのだ。
だがな、小僧!
お前は醜い責任逃れと自分の都合ばかり言って
ガキのまま成長していないじゃないか!

快楽にはそれに相応しい責任があり、
それに本気でぶつかってこそ俺のような重みのある男に成長するのだ。
堕ろすか、産むか、どちらが正しい答えだということはない。
ただ、お前が男としてリエって女と本気で向き合って、
正面からその結果にぶつかれ!
そしてその結論が本当に良かったのか、真剣に悩み、苦しめ!
その過程自体がお前の存在価値を決定付けるのだと、俺は思う。

そうやってお前が悩み、ぶつかって選んだ結論如何によっては、
様々な法的責任が生じることになるかも知れない。
これについては俺なりに一応考えておいてやろう。

まず、お前が膣内に放出した精子、これはお前の所有物だ。
だからそれによってできた胎児の半分はお前の所有物だといえる。
つまり、お前は共有物分割請求により、胎児の半分を取得できるわけだ。
それから、産まれた後については、時効取得されるまで
お前は子供の身体の半分の所有権を有しているわけで、
言ってみればお前は子供に対して
つま先から腰あたりまでの身体の債権を持っている状態になるわけだな。


俺は大人だからこういうことも考えるわけだが、
お前ら小僧どもはなかなかそういうところにまで頭が回らんだろうから、
せいぜい悩み、苦しみ、俺のような大人になる努力をするんだな。

 

[相談者3] T・Yさん (男性・17歳)

北村先生、僕は今、クラスで居場所がなくて困っています。
僕は一ヶ月ほど前、クラスで彼女にしたくないランキングNo.1のデブスに
こともあろうにコクられてしまったのです。
僕は同じクラスのT子が好きだったというのもあるけど、
それ以上にデブスと付き合うなんて絶対イヤだったので
「お前みたいなのとは付き合いたくない」という感じで、僕はきっぱり断りました。
そしたらその後、なぜかクラスの女子の全員で
僕を「女を見た目だけで選ぶ最低男」だとか言って、
全く口をきいてくれなくなりました。
T子も僕のこと完全無視だし、クラスで話してくれるのは親友の男二人だけ。
もう、本当に毎日がブルーで、学校に行きたくなくなっています。

北村先生、僕はどうしたらいいのでしょうか。



-- 男なら堂々としていろ! --

お前は一体、本当の孤独というものを知っているのか。
俺ほどの男にもなると、一人の女と付き合うたびに
男からも女からも嫉妬され、孤立無援となることもよくあることだ。
お前が憂鬱だと感じるその悩みなど、全くちっぽけだ。

男が女を選ぶのに、理由など要らない。
ぐだぐだ理由など付けず、好きでない女には「あなたとは付き合えない」と、
好きな女には「俺はお前が好きだ」と、ひとことだけ言えば充分である。
お前が、告白した女に対して「お前なんか」と言ったのはマズかった。

まあ、過ぎた事を言っても仕方がない。
これでお前は告白の断り方、そして女の怖さについて勉強したと思えばいい。
そんなことよりも大切なのは、お前が好きなT子に
はっきり自分の気持ちを伝えたのかということだ。
ウダウダ悩むのはそれを実行してからでいいのではないかと、俺は思う。

お前の本当の問題は、くだらん事で悩むお前自身の弱さである。
お前が女どもに無視されている本当の理由は、そんなことでウダウダ悩み、
きちんと自分の本気をぶつけないお前の後ろ向きな姿だと、俺は思う。
男として、あくまで堂々と、前向きにしていろ!
そうすれば、今のお前の悩みなど、何でもなくなるはずだ。

今の状況だって、前向きに考えてみたらどうだ!
お前はクラスの女どもがお前を無視していると言うが、それはつまり、
お前は何の罪悪感もなく、クラスの女子ども全員をおかずにして
オナニーできるということではないか!

 

[相談者4] S・Tさん (男性・21歳)

僕は今のバイト先の人間関係で悩んでいます。
今のバイト先というのは、有名ファーストフードチェーン店で、
僕はここで働き始めて一年半なのですが、
バイトのメンツの中では2番目に古いスタッフになりました。
比較的前からのバイトのメンツとは一緒に飲みに行ったり
結構仲良くやっているのですが、
新しいメンツとはあまりうまくいかないのです。
というのも、店長をはじめとする社員たちが、バイトの採用を
自分の好みのタイプの女の子を外見だけで選んで取っているからです。
彼女たちは真面目に働かないし、社員もその新しいバイトの女の子には甘くて、
彼女たちがサボリでシフトにあけた穴や、キツい仕事はすべて
僕たち古参のバイトメンツが被ることになるのです。
さらに最近、店長が店の奥のトイレで、新しく入れたバイトの女子高生と
セックスをしていたらしいという事を聞いて、
僕たちはもうキレて、バイトを辞めようかとも思いました。
でも、古いバイトメンツと一緒に仕事ができなくなるのは惜しくて、
バイトを辞めるかどうか、かなり迷っています。

北村先生、どうか僕によきアドバイスをお願いします。



-- 自分の道は自分で切り拓け! --

バイトを辞めるべきかという問題について、
お前は俺にアドバイスを求めているようだが、
お前は学生のバイトで、守るべき家族もないのだろう。
そのバイトがお前にとって必要なものかどうか考えて、
必要であれば続ければいいし、不要であれば辞めればいいだけのことである。
そんなことぐらい、自分で考えて解決しろ!

お前はこれから、就職や結婚など、様々な人生の岐路に立つことがあるだろう。
己の人生を背負うのは、最終的には己でしかない。
だからこそ、自分が納得できる人生を送るためには、
岐路に立ったとき、流されず、自分の意志で自分の道を決め、
自分の決めた道を進んでゆかねばならない。

もしお前にとって、バイトが不要なら、辞めればよい。
バイトの友人が惜しいとお前は言うが、それが真の友であれば、
バイトを辞めても友情は続くだろう。

また、お前がバイトを続ける事を選んだのなら、
それもまた、お前が自ら選んだ事。信念を通せばよい。
ただ、今のバイトの環境が良くないと思うのであれば、
自らそれを良くする努力をすべきだろう。
小僧ごときが頑張って何かしたところで、何か状況が画期的に変わるとか、
そんなことは難しいだろうが、男なら精一杯やってみろ!

まずは、店長と女子高生のトイレでのセックスを覗いてオナニーすれば、
バイト先での楽しみが一つ増えるだろう。
あるいは、セックスシーンの盗撮でもして、そのテープを売り捌けば、
かなりの儲けになるはずだ。
こんなふうにして、自分の決めた道を自分の手で切り拓き、
より良いものに変えていこうと努力をしろ!

 

[相談者5] I・Kさん (男性・27歳)

北村先生、どうか小生が今悩んでることを聞いて、何か一つ、
いいアドヴァイスを言ってやってください。

今度結婚することになって、親に挨拶に行ったのです。
小生も社会に出てもう十年近くが経ち、社会人として
やるべき事は自覚もある積もりなのです。
でも、「お前のような男にうちの娘はやれん」と言うのが
ショックで、なんかこのまま駄目になりそうなのです。
僕は何とか娘さんと一緒になって社会的に責任を果たしたいと思って、
そのあと何度かそれを言いに挨拶に行って、それで駄目でした。
小生とて、意地があるし、何度もあきらめません。
それで時々、もう駄目かもって、思うこともあって、
どうしようか悩んでいるのです。

北村先生、こんな小生に一言檄を入れて
いいアドヴァイスをお願いします。



-- 客観的に己を見つめ直せ! --

はっきり言ってやろう。
お前の文章は、半分くらい、意味がわからん。
書いている話が抽象的なうえ、文章自体も意味不明なのだ。
お前の頭の中ではきちんと話が出来上がっているのだろうが、
一体お前がどんな人間で、どういう経緯で悩んでいるのか、
この文からは前後関係が全く読み取れん!

もし俺がお前に何かしてやれるアドバイスがあるとするなら、
それは、自分のことを客観的に見る能力を養えということだ。
これまで誰もお前にそういう事を言ってくれなかったのかも知れんが、
俺は相談された以上、きちんと真正面から言ってやる。
はっきり言って、お前の事を知らない俺や読者が
お前のこんな手紙を読んだとしても、
お前が何を伝えようとしているのか理解出来ようはずがないぞ!

そして、どうしてお前が相手の親にお前の結婚を拒絶されてるか、
お前の文からでは全くわからんが、そもそもお前は拒絶された理由を
客観的に考えてみたことがあるのか。
何度も同じように挨拶に行って、同じように断られて
ウジウジ悩んでいるような男に対して、
もし俺が父親なら、百回来られたって結婚など許さんし、
それ以前に、ぶん殴って二度と家に顔を出せなくしてやるところだ。
お前がもし相手の親に結婚を許して欲しいなら、
お前がどうして相手の親に拒絶されるのか客観的に分析して、
自らに足りない事があるならそれを補う努力をしろ!

そして、お前が本当に客観的に物事を考えられる人間であれば、
そもそも結婚などという愚かな選択をしないはずだ。
結婚すれば、膨大な時間と金の無駄遣いをし、
独身の自由な生活を完膚なきまでに奪われることくらい、容易に考えられるはずだ!

お前へのアドバイス、一言で言うなら、
自分に対する客観性を持てということだ!

 

[相談者6] H・Fさん (男性・19歳)

北村先生、どうか僕の悩みを聞いてください。
僕は大学でテニスサークルに入っていたのですが、
2年になった今年の4月からそのサークルの
部長になってしまった、というか押し付けられました。
新歓が始まってサークルの裏方の仕事はとても大変なのに
部員たちは地味な作業をあまり手伝ってくれないし、
それどころか部内の人間関係の調整もますますややこしくなり、
もう部長をやめてサークルのことは何もかも放棄してしまおうかと
最近ではそんなことばかり考えています。



-- 真剣に悩んで得られるもの --


悩んでいる小僧どもはみんな、ソープに行け!
……、あ、今回はそういう質問ではなかったな。
気を取り直して、お前の悩みに俺が答えていってやろう。

まずはお前の言う、部員があまり手伝ってくれないということについてだ。
口が巧くて人をうまく使えるリーダーだって、そりゃあいるさ。
しかし世の中にそんな奴ばかりいるわけではないし、
人を動かすのが下手な奴だって人の上に立たねばならないこともあるだろう。
現に、今のお前だって、そうじゃないか。

初めから人をうまく使えない奴にだって、そいつなりのやり方はある。
まずお前が愚痴を言わず人一倍働き、その背中を見せればいい。
そういう姿についてくる奴だっているし、そういうリーダーの方が
自分は動かずに口ばかり巧いリーダーよりよほどうまくいくことだってある。


そして、お前はそういうことに悩んで何もかも放棄したくなると
そう言っているが、俺にこんな相談の手紙を寄越して来るぐらいだから、
本当のところお前は、このサークルの部長を何とか務め上げたいと
思っているのではないか。

そりゃあ俺のような大人から見れば、
学生のサークル運営程度で何を言ってるのかと思わないこともないが、
お前ら小僧からすれば一大事で、辛いことだってたくさんあるだろう。
しかし、お前がそれを大変だ、辛いと思っているということは、
まだお前には成長の余地が残されているということの証である。
その大変さ、辛さを乗り越えた先にこそ、
お前の本当の成長が待っているのではないかと、俺は思う。

お前の双肩にかかった責任や重圧。悩み。
それをお前が乗り越えたとき、その経験こそがいつの日か
お前のプラスの力の原動力に変わるはずである。
他の奴ら以上に責任を背負う立場に立てば、辛いことも人一倍あるだろう。
辛いこと、悔しいことがあったら、部屋で一人で泣け!
真剣に向き合って、その先に見えるのが、
男として人としてもう一段階成長したお前の姿だ。

苦しいとき、自分の部屋に戻って、思い描いてほしい。
部長のお前を信頼する、サークルの友人たちや、新入生たちの姿。
そして、その中でも一番綺麗な女子部員の姿を思い浮かべて
オナニーをしたら、背徳感もあって最高ではないか!
ここで得られる快感に比べたら、お前の悩みなど大したことはないと、俺は思う。

 

[相談者7] L・Lさん (男性・19歳)

僕は小さい頃から太っていて、今では体重が90キロあります。
太っているということもあって運動も苦手で、高校時代までずっと
女の子にモテたことがありませんでした。
そんなわけで彼女とかほとんど諦めかけていたのですが、
大学に入って奇跡的にバイトで彼女ができ、
付き合って3ヶ月が過ぎました。

僕の告白に頷いてくれ、付き合い始めた時は本当に幸せでしたが、
今では彼女のワガママに本当に困り果てています。
僕がいろいろ気を使わないと彼女はものすごく怒るし、
誕生日とか事あるごとに高いプレゼントをねだられます。
ちょっと嫌な顔をしようものなら叩かれ、
「アンタなんかと付き合ってやってること自体感謝しろ」
なんて言われるのです。

こんな僕に彼女ができた奇跡を喜ぶべきなのかも知れませんが、
こういう事を言われ続けて段々みじめな気持ちになって来ています。
でも、彼女と別れたらこの先、
僕にまた彼女なんて出来ないのではないかと思うと、
彼女に強く言うことが出来ません。

北村先生、僕はどうしたらいいのでしょうか。



-- やせ我慢でもいい、男は誇り高く生きろ --


お前の話を聞いていて、俺は怒りを通り越して呆れたよ。
お前は豚だ!

俺はお前の体型から「豚」と言っているんじゃない。
豚というのは、人間が肉を食うために改良された、都合のいい動物だ。
皮を剥ぎ、肉を食うために育てられている。
お前は「彼女ができた」という僅かな餌に釣られて、
女に都合のいいように使われ、骨の髄まで利用されているのではないか。
彼女が出来たというささやかな満足感で目が曇っているのだろうが、
本質はそんなところだ。要するにお前は、女に飼われた豚に過ぎんのだ。

お前が豚である事を恥じるのであれば、誇りを持て!
嫌なことは嫌だと明確に意志を示し、それで彼女を失ったとしても
それはそれでよろしい。
ただし、女を失いそうになっても、
そいつの前で媚びたり泣いたり、恥ずかしい真似は絶対にするな。
部屋で一人、悔し涙を堪えながら俺にその旨報告を寄越してくれれば、
俺はお前を男と認めてやる。
その時は酒場に行って、バーボンで飲み明かそうじゃないか。
だから、自分に自信を、誇りを持て!

お前が太っている自分に誇りを持てないのであれば、
ダイエットでも何でもして、やせればいいじゃないか。
でも、お前の根本のところを変えないと、
ダイエットでやせたとしても、また別のコンプレックスで
同じ事を繰り返すのではないかと、俺は思う。

では、本当に変えるべき根本のところとは何かということになるが、
それは当然、男の根本とは男根であり、包茎手術をすべきということになる。
男女関係の根本であるセックスに自信を持てれば、
お前もきっと、男として自信を持てることだろう。

要するに、ダイエットしたりくだらん女に金や時間を使う前に、
金をためて包茎手術をし、ひとつ上野おとこになれということだ!